★しじみに含まれる
アミノ酸 |
しじみに含まれているアミノ酸は牛肉のものと比べてすべての必須アミノ酸が理想たんぱく質と同じ割合でそろっています。
それでも、しじみだけを食べていればいいのかというとそれも間違いです。
身体が必要としている栄養を効率よく摂ることが最も大切です。
それには、例えば玄米を主食として副菜として野菜、海藻、小魚、大豆製品を バランスよく食べることです。
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★タウリンが効く! |
肝臓は、脂肪食品(脂質)の消化になくてはならない胆汁酸の生産工場です。胆汁酸はコレステロールを原料として、タウリンの応援を得て合成されるのです。
またタウリンは、善玉コレステロールを増やす働きがあります。さらに、血圧もさげます。
まさに一粒で三度おいしいといったところでしょうか?
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★強肝ビタミン |
ビタミンB12は肝臓に多く含まれている貧血を防ぐ物質です。
また、坑貧血因子としてのみではなく、「アミノ酸の代謝」に欠かせないものであることも明らかになっています。
肝炎などを起こすと肝細胞は壊死するわけですが、その再生にビタミンB12が大きな役割を果たします。
しじみに含まれるビタミンB12というのは、肝細胞の修復に欠かせない物質であると同時に、肝細胞の活力を高めています。 |
★海水ミネラル |
ミララルは、元来土の中や海水中にあります。野菜では、根菜類に多く含まれています。海藻にも多く含まれています。
海はミネラルの宝庫です。雨が陸地を洗い流し、絶え間なく海にミネラルを養分にして海藻は育っています。しじみには。カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、マンガン、ホウ素などを豊富に含まれています。加えて
ビタミンB12、タウリン(アミノ酸)、コバルトなどを含んでいて強肝作用を持っています。
食生活の変化から体質が変わってしまった日本の食の大切さが改めて問われています。
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★肝臓病にはドンブリ一杯のしじみ |
桑名の漁師さんたちが集まって年末年始の家庭で消費するしじみは約20Kgほども用意します。「しじみ汁を飲めば酒当たりしないから」との理由からですが、一人分はやはりどんぶり一杯300g程度です。
健康のため、肝臓のためにも、しじみはできるだけたくさんの量をとる必要があります。
みそ汁なら大きなどんぶりに一杯はとらないと、効果がないようです。 |
★エキスにしておく |
一日三回、毎食どんぶり一杯分のしじみをとり続ければ、初期の肝炎からその他の肝機能障害はふきとばせるでしょう。GOT、GPTの検査値が下がり、食事改善と併用すれば完治への希望につながります。
人によっては期間はまちまちですが、しじみはとり続ける必要があります。
でも、しじみ汁を三食続けるのは大変な苦労です。
そこで、しじみをまとめ買いし、「しじみエキス 」を作り置きしておくとよいでしょう。 |
★しじみエキスの
作り方 |
最低でも10kgはご用意ください。
[1.]しじみを真水につけて砂出しします。
約5〜6時間後流しできれいに洗います。鍋の中に六分目くらいになるようしじみを入れ、重量で10%くらいの水を加え、火にかけます。
煮たって全部の口が開いたら、もう少し煮てから鍋に蓋をし、5分ほど蒸らします。
[2.]別の鍋などで受けたザルに開けます。出てきた白い汁が「しじみのエキス」です。
一日目はこのまま飲むのがおいしいですが日もちさせるためには、これを一つの鍋に集め、汁の薄い間は噴きこぼさないように注意し、汁が濃くなってきたら火を弱め、木杓子で鍋の底からよくまぜます。焦がさないよう注意してください。
[3.]10分の1まで煮詰めたら、清潔なビンに写し、冷蔵庫で保存できます。季節にもよりますが、1週間はもちます。
濃いアメ色になるまで煮詰めるともっともちます。
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★しじみエキスは
どんなときに飲む? |
しじみエキズは肝臓病でなくとも、外食などで脂肪分の多い食事をしたり、お酒などを飲む機会があったり、目がどうも疲れるといったときに、寝る前に飲まれるとよいでしょう。
朝、起きたときに前の晩の疲れが残っていると感じたときには、わかめや豆腐のみそ汁にちょっと多めにとかして飲むと、胸から胃袋にかけて本当にスッキリします。
脂肪の消化には胆汁が必要ですが、しじみは肝臓に作用して利胆効果があり、悪玉コレステロールも駆逐してくれるのでとてもいいです。
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★肝臓病の場合の
たんぱく質 |
「結核と肝臓病はごちそうを食べて安静にしているべきだ」と、一般の医者は確信をもって患者を指導します。
病人も「肉、玉子、牛乳をやめたら栄養が摂れなくなって身体が弱る」という思いをなかなか捨てられません。
「しじみのエキス」を求めてこられるお客様のほとんどが、過去に高たんぱく、高栄養、点滴、安静を続けてきたにもかかわらずよくならなかった方々です。
肝臓強化のためのたんぱく質も、弱った肝臓で分解解毒をしなければ使うことができないのです。肝臓病の人がたんぱく質を選ぶ時には、弱った肝臓の負担にならないたんぱく質がまず必要です。
必須アミノ酸をすべて含み、しぼうを含まず、分解時に毒素を発生せず、肝臓の働きを助けるアミノ酸も同時に含有する「しじみエキス」の有用性がここにあります。
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