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ホタテの栄養
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ホタテ貝には栄養成分として、蛋白質・カルシウム・ビタミン・鉄分などがたくさん含まれています。
その中でも蛋白質・ビタミンB1・タウリンは健康食品として今、最も注目を集めています。
蛋白質はプロテインスコア66、低脂肪で消化にも良く動脈硬化予防の働きがあります。
ビタミンB1は神経や心臓、タウリンは目や脳の発達を助けることが知られていますし、
また、体内のコレステロールを取り除き、血圧も下げるなどさまざまな働きがあります。 |
含有元素
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効 果
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亜 鉛
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免疫機能の強化、性能力の低下予防、脱毛・肌荒れ・糖尿病などに効果 |
※ タ ウ リ ン
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血圧安定、動脈硬化予防、コレステロール値低下、血糖上昇抑制、視力
低下予防、疲労回復、肩こり予防
<現代生活習慣病の元になってるストレス等で病んだ体を回復
させる抜群の効果あり!> |
セ レ ン
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ガン、脳卒中、心筋梗塞、自己免疫疾患など活性酸素が関与する
疾病の防止 |
硫 黄
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毛髪や爪の成長、湿疹、皮膚炎、艶のない髪、脆い爪 |
ケ イ 素
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結合組織の生成、腱・血管・皮膚・爪・髪が弱くなるのを防止 |
ホ ウ 素
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カルシウム・マグネシウム・銅・ビタミンDの血中レベルの低下を防止 |
ゲルマニウム
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活性酸素が関与する疾病の防止 |
バナジウム
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糖尿病、糖質・脂質代謝異常の防止 |
鉄
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息切れ、めまいなどの防止。(赤血球中のヘモグロビンの合成に必要、
体の各器官に酸素を運ぶはたらきをします。不足すると体が酸欠状態に
なります。) 鉄は、非常に吸収率が低く、そのため欠乏しやすいので
十分な摂取が必要。特に女性は、月経のため鉄欠乏性貧血になりやすい
ので注意しましょう。 |
ビタミンB2
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細胞の再生・成長を促進するビタミンで、健康な皮膚、髪、
爪をつくります。
また脂質の代謝を促進し、糖質の代謝をよくする効果があります。
B2不足になると、口内炎、口角炎、目の充血、角膜炎などを
起こすそうです |
ビタミンE
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老化の原因と考えられている過酸化脂質が作られるのを防止。
不足するとしみができたり、血行が悪くなって、冷え性、肩こり、
頭痛、しもやけなどの症状が出てきます。また、妊娠している人は、
流産しやすくなるので注意しましょう。 |
ホタテ貝は立派なダイエット食材です
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ほたて貝は、低カロリー、高タンパクでミネラル、ビタミンが豊富な食材です。
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タウリンとは
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タウリンはアミノ酸の一種です。(別名:2-アミノエタンスルホン酸)
ある種のアミノ酸の最終代謝産物なのです。
目にも見ることができ、するめの表面に白い粉が付着していますが、
この白い粉こそタウリンそのものです。旨味成分でもあるのです。
体内では、筋肉、心臓や肝臓などの臓器、脳、眼の網膜などに
高い濃度で含まれています。特に筋肉には、体内のタウリン量の
約70%が含まれています。 |
タウリンの働き
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コレステロールの沈着や、心筋からカルシウム、
カリウムが失われるのを防ぎます。 |
タウリンの作用・効果
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タウリンには身体や細胞を正常な状態に戻そうとする作用があります。
たとえば、血圧が高いと下げ、肝臓の働きが鈍っていると高めます。
また、うっ血によるむくみ、息切れを改善します。
赤ちゃんの場合、不足すると発育不全を起こすこともあります。
生活習慣病(現代の死亡原因の7割を占める)と言われる
”ガン・心臓病・高血圧・糖尿病”に特に有効と言われております! |
タウリンが多く含まれる食材
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魚介類におけるタウリン含有量は他の食材よりもかなり多いです。
植物にはこのタウリンがほとんどありません(作り出されていません)。
鶏卵にもまったくありません。
(ネコにとってタウリンは必須の栄養素であり、ネコが魚介類を好むのも
タウリンを多く摂取するためと言われております。)
日本人は昔から世界的にみても多くの魚介類を食べてきており、
タウリンを摂取している量も多いと考えられています。そのことが
様々な生活習慣病を予防している可能性も十分に考えられるでしょう。 |
食 材
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タウリン含量
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カキ
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1,178
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●ホタテ
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1,006
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牛タン
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238
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アジ
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229
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アサリ
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211
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サンマ
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187
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ニジマス
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72
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牛レバー
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49
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牛ロース肉
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49
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ウナギ
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35
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シジミ
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32
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豚ロース肉
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32
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鶏ムネ肉
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14
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タウリン含量 (mg/100 g)
タウリンの1日の摂取量
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成人男性で1日500mg摂取すればいいと言われております。
過剰摂取してもタウリンの場合は副作用はなく、体外へ排出されます。
よって、毎日ホタテを1個食べれば十分なのですが・・・・・・・・・・・ |
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