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カニの栄養
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肉にはアミノ酸の一種タウリンが豊富に含まれています。
タウリンは血圧の降下・胆石や動脈硬化の予防のほか、肝機能の強化、
疲労回復や視力の向上にも効果があります。
カリウム、リンなどのミネラル分も含まれており、ワタリガニのように
亜鉛や銅を多く含んでいる種類もあり、貧血防止、強精や味覚障害の
矯正に有効です。
甲羅に含まれるキチン(多糖類)とキトサンも血中コレステロールの
上昇を防ぎ、アレルギーなどの体質改善の促進や抗菌作用も注目されています。
赤い色を生み出しているアスタキサチンは、強い抗酸化作用を持っており
動脈硬化やガンの予防、老化を抑える効果も期待されています。 |
他の魚に比べると、低カロリーで高タンパク。しかも、ゆっくり食べずには
いられないカニはダイエットには最適。
(なかなか食卓には並びませんが・・・)
その他にタウリン・亜鉛を豊富に含みます。 |
タウリン
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アミノ酸の一種(含硫アミノ酸)。血圧を正常に保ったり、コレステロールを
低下させたり、心臓機能の強化などの効果があるそうです。また、肝臓の
解毒作用を強化したり、胆石・動脈硬化などの予防にも。
長寿の地域ではタウリン摂取量が多いとの報告もあります。
カニのほかにも、魚の血合いの部分や、いか・たこ・貝類に多く含まれています。 |
亜鉛
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からだの機能の維持や調節に必須の微量栄養素の1つで、一般的にはミネラルと
呼ばれています。
新しい細胞を作るときには不可欠な物質で、不足すると、成長が遅れる、
肌荒れ、傷の治りが遅くなる、抜け毛が増える、免疫力の低下、味覚・嗅覚の
障害、生殖機能の障害、精神的に落ち込みやすくなるなどのうつ状態にも。
牡蠣などの貝類・魚・肉類などの動物性食品に多く含まれています。
かには栄養!というよりも、ゆっくりと食を楽しむことが先。
栄養は普段の食事で、おいしいものはゆっくりと楽しむ。
ココロの栄養も大切です。 |
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