1.アミノ酸
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A.非必須アミノ酸(体内で他のアミノ酸から合成できる11種類) |
★アスパラギン |
・アスパラギン酸に変化する |
★アスパラギン酸 |
・炭水化物を筋肉のエネルギーに変換する助けとなる
・免疫系の抗体をつくる |
★アラニン |
・たんぱく質からエネルギーを生成する為に重要な役割を果たす
・免疫系を作り出すために重要 |
★アルギニン |
・成長ホルモンの分泌を増加させる
・けがの回復、コラーゲンの形成、免疫の促進の助けとなる |
★グリシン |
・他のアミノ酸の合成を助ける
・ヘモグロビンの材料となる
・鎮静作用を持ち、躁うつ病、攻撃性治療に使われる |
★グルタミン |
・骨格筋に貯蔵されているアミノ酸の約60%を占める
・筋肉の維持に重要
・免疫系の機能に重要
・記憶を助ける物質のひとつで知力、集中力をを刺激する脳の燃料 |
★グルタミン酸 |
・脳での代謝や他のアミノ酸の代謝に重要な役割を果たす
・エネルギー源になる |
★シスチン |
・白血球の活性を高め、炎症部位から痛みを取り去る助けとなる
・皮膚、髪の合成に必要 |
★セリン |
・細胞のエネルギー合成に重要な役割を果たす
・抗体を形成して免疫系を助ける
・記憶、神経系の機能を助ける |
★チロシン |
・神経伝達物質、甲状腺ホルモン、成長ホルモン、メラニンの前駆体となる
・気分を高揚させる |
★プロリン |
・心筋の合成時の材料となる
・筋肉のエネルギー源
・コラーゲンの主要要素 |
B. 必須アミノ酸(体内で合成できないので食べ物から摂る必要がある9種類) |
★イソロイシン |
・筋組織のエネルギー源
・ヘモグロビンの形成・衰弱した人などの筋肉の消耗を防ぐ |
★スレオニン |
・肝臓への脂肪の蓄積を予防する作用を助ける
・コラーゲンの材料となる |
★トリプトファン |
・筋組織のエネルギー源
・成長ホルモンの分泌を刺激する |
★バリン |
・筋組織のエネルギー源となり積極的に筋肉に取り込まれる
・脳の神経伝達物質取り込みに重要な役割を果たす |
★ヒスチジン |
・赤血球、白血球の形成に欠かせないため、貧血の治療にも用いられる
・アレルギー疾患、リウマチ性関節炎、消化器系の潰瘍の治療に使われる |
★フェニルアラニン |
・コラーゲンの主要材料となる
・学習、記憶、気分、注意力を向上させる |
★メチオニン |
・抗酸化物質のレベルを上げ、血中コレステロールを下げる可能性がある
・肝臓から毒性のある老廃物を取り去り、肝臓、腎臓の組織の再生を助ける |
★リジン |
・脂肪酸酸化に重要な働きをする
・筋肉、結合組織に影響する |
★ロイシン |
・筋組織のエネルギー源として利用される
・皮膚、損傷した骨の回復を促進する抑制する |